アクチビアは、かぜの華・熱の華とも呼ばれる口唇ヘルペスの再発治療薬です。

口唇ヘルペスの感染に関するQ&A

口唇ヘルペスの感染に関するQ&A

◆Q口唇ヘルペスは他の人にうつりますか?

◆Q単純ヘルペスウイルスに触れた場合、必ず感染するのですか?

◆Q単純ヘルペスウイルスの感染力について教えてください。

◆Q感染予防として感染者本人は、日常生活でどのような注意が必要ですか?


Q 口唇ヘルペスは他の人にうつりますか?
   
A 口唇ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスの感染によって引き起こされます。
単純ヘルペスウイルスは感染力が強く、接触感染します。
直接的な感染の他に、ウイルスがついたタオルや食器などを介しても感染します。
きちんと手洗いをしなければ、数時間は感染する可能性があります。
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Q 単純ヘルペスウイルスに触れた場合、必ず感染するのですか?
   
A 触れた人の皮ふが健康な状態なら、感染は起こりません。
皮ふに傷や湿疹があったり、アトピー性皮膚炎などで荒れていると、皮ふのバリア機能が働かずウイルスに感染することがあります。
粘膜の場合は、傷や荒れなどがなく健康な状態でも、ウイルスはその場で増殖し、感染してしまいます。
これは、既にウイルスに感染している人でも同様で、自分自身も患部に触れることによって他の部位に感染します。
患部に触れた後には手を洗ってください。
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Q 単純ヘルペスウイルスの感染力について教えてください。
   
A 生活用品の材料であるプラスチック、ガラス、タオル等にウイルス液を塗布又は滴下して、経時的にウイルスの感染性をみたところ、プラスチック、ガラスでは3時間後まで、タオルでは1時間後までウイルスの感染性が認められました。このことは、生活用品を介してウイルスの家族内感染がありうることを示しています。
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Q 感染予防として感染者本人は、日常生活でどのような注意が必要ですか?
   
A 1)生活指導:全身的には、かぜ、発熱、疲労、ストレス、寝不足、暴飲暴食、胃腸障害などが誘引となりやすいので、そうならないように普段から注意することが大切です。局所的には、物理的刺激による局所免疫異常が誘引となりやすいので、皮ふ・粘膜の外傷や紫外線に注意する 必要があります。

2)感染防止:患部に触れた手やタオルなどでむやみに皮ふや粘膜をこすることは避け、患部に触れた手指は洗いましょう。症状の出ている間は直接的な感染を引き起こすスキンシップやキスなどは避けましょう。タオルや食器類を共用しないようにしましょう。使用した食器などは洗剤で洗えば特に問題はなく、使用した衣類やタオルの洗濯は普通に行って構いません。
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